甘酒と言えば、私にとっては
お正月という子供のころからのイメージ。
子供の頃から甘いお酒と思っていました。
近頃では、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどでも
甘酒が並んでいるのをよく見かけるようになりました。
私の周りには、
風邪の時なんかに甘酒飲むといいですよねって
すっごく力説する人がいます。
身体に良いということは何となく聞くしわかるけど
実際にはどういう風に身体に良いのか
どんな働きを身体の中でしてくれるのか
また、甘酒に入っている成分て何なのか
美容と健康にことのほか注目されてない人は
以外に知らないという人もいますよね。
私は、具体的に知らないと
あまり興味が沸かないというか
興味が出てきたら知りたいというタイプなので
甘酒が世間に浸透するようになって
ちょっとというかだいぶ遅くなったのですが
甘酒生活を始めて4か月がたちました。
ぜひ、たくさんの方に甘酒を生活に取り入れてほしいなと思います。
甘酒が健康に効果的と言われるワケ
甘酒で形容されるのに最近よく言われるのが「飲む点滴」。
ここで、知っておきたいのが
甘酒には2種類あるってこと。
酒粕で作られる甘酒と麹(糀)で作られる甘酒です。
「飲む点滴」と言われるのは米麹で作られる甘酒のことを言います。
麹菌由来の酵素がお米を分解したとき出来る成分に
点滴と同じ成分のブドウ糖が大量にできます。
そのほかにもビタミンB群やミネラル、アミノ酸等が豊富に含まれており、
疲労回復にはもってこいの飲み物なのです。
健康に良いからと甘酒を飲まれる方が
多くなったようですが
私は健康プラス美容に良いと聞き飲み始めたのですが
そう言えば、甘酒を飲み始めてから
「あぁぁ、疲れたなぁ」と思う事がなくなってます。
そして何と言っても手作りの甘酒って
自然な甘さでとっても美味しいんですよ。
甘酒に含まれる栄養素
甘酒が「飲む点滴」と言われる所以は
甘酒に含まれる栄養素に
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や、
システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、
そして大量のブドウ糖が含まれていて
それが点滴とほぼ同じ成分であるからなんですね。
それに食物繊維、オリゴ糖による整腸作用もあり
「ジャパニーズヨーグルト」と言われることも。
そして、健康に効果的と言われる酵素も
手作り甘酒なら摂れます。
酵素は熱に弱く約42~70℃で破壊されるそうです。
市販の場合には性質上、
熱処理が加えられることが多いので
残念ながら、酵素が失活してしまうので
酵素も摂り入れたい!と思うのであれば
手作りが一番ですよ。
(*市販のものにも充分甘酒の栄養があります)
甘酒の効果・効能
甘酒は健康に良いとか美容に良いとかよく聞きますよね。
甘酒の健康効果・効能
疲労回復効果
麹菌の酵素がお米のでんぷん質を分解して
出来る成分にブドウ糖、ビタミンB群や
ミネラル、アミノ酸等が含まれるため
疲労回復にはもってこいです。
夏バテ防止や水分と塩分がバランスよいので
熱中症予防にも効果的。
腸内環境を整え免疫力アップ
また、麹菌は消化吸収を助ける働きがあるので、
効率よく栄養を吸収し、エネルギーにしてくれます。
米麹で作る甘酒の麹菌は
善玉菌のえさになってくれるので、
便秘の予防・解消、それに
免疫活動を活性化させて免疫力を高める効果もあるそうです。
麹菌は善玉菌のエサとなり活性化させます。
そして、腸内の約70%の免疫細胞は善玉菌が増えると活性化するので
免疫力を高める効果があるというワケです。
甘酒の美容効果
美容面では、ビタミンB群も豊富に含まれている甘酒は、
血行と代謝を促進させる効果も。
夜、寝る前に甘酒を飲む習慣で
翌朝の肌の調子が良いという方も多いです。
肌荒れの予防、美肌作りだけでなく
甘酒に含まれるアミノ酸が身体の基礎代謝を促し
身体全体の血行促進にもつながり
頭皮頭皮の血流改善が期待できます。
その結果、毛根に栄養が行き渡り
髪の毛が元気になるとか。
薄毛防止につながります。
これはまさにスーパーフードと言えますね。
甘酒の作り方
甘酒は自宅で簡単に手作りできます。
こう聞いて、私はすごくワクワクしました!
材料は米麹とお米と水だけなので
簡単に準備できます。
米麹は近くのスーパーで入手できると思います。
うちの近所のスーパーにも漬物コーナーに置いてます。
米麹には乾燥タイプと生タイプがありますが
お好みのものでどちらでもよいです。
(うちの近所のスーパーには乾燥タイプのみでした)
スーパーでは種類がそうたくさんはありませんが
通販でしたら、生や乾燥タイプで種類も豊富にありますね。
炊飯器で甘酒作り
自宅にあるもので作ろうと思ったら炊飯器です。
用意するもの
米(1合を炊いたもの)
米麹(乾燥タイプ200g)
キッチンスケール(計り)
温度計
お湯
手順
1)お米を1合炊いておきます。(炊いてあるご飯でもよい)
2)水500から600㏄を炊いたご飯の入ったジャーのお釜にいれ
混ぜ合わせます。
その時の温度が55℃~63℃になるようにします。
お湯と水を加減しながらやってみてください。
温度が高すぎる(70℃以上)と
ほとんどの麹菌が死滅してしまうことが多いので
ここだけは気を付けてくださいね。
3)米麹を先ほどのご飯の中に入れ、全体をしっかり混ぜます。
ぬれ布巾をかけて8~10時間保温します。
蓋をしてしまうと温度が高くなりすぎるので
炊飯器の蓋は空けておくのですが
乾燥しないように清潔な布巾を濡らしてかぶせます。
炊飯器によって温度が変わるので
重しを使って少し開けるようにするなど
調整してください。
温度計で確認してくださいね。
保温している間数回、温度ムラを防ぐため
数回かき混ぜてください。
上記の作り方で1リットルの甘酒が出来ます。
900㎖くらい作るなら
ヨーグルトメーカーで作ると簡単で便利です。
家族でたくさん作りたいときは炊飯器がおすすめです。
私も家族の分を作る時は、
米麹500gの量でたくさんつくります。
ヨーグルトメーカーで甘酒づくり
普段はヨーグルトメーカーで作っています。
温度管理はヨーグルトメーカーがやってくれるので便利です。
メーカーにもよりますが、
だいたい900㎖か1lの量が作れます。
炊飯器で作る時と同じように
ご飯、米麹、水(お湯)を混ぜ合わせ
専用の容器に入れて時間と温度をセットするだけ。
1.2時間経った頃に一度かき混ぜた方がよりです。
面倒な温度管理はヨーグルトメーカーが
自動でしてくれるので
ほぼほったらかしで良いので
朝、起きる時間に合わせてセットしたり
帰りの時間に合わせたりできます。
大量につくるか、900㎖~1lくらいでよいか
生活に合わせて選んでみてください。
市販の甘酒を飲んだことのある人で
品物によって味が違うし
美味しいのと美味しくないのがあって
飲まなくなったという話を聞いたことがあります。
そんな方に手作りの甘酒をぜひ試してほしいですね。
自然な甘さで、市販品しか飲んだことのない人が
美味しくてびっくりしたとか。
手作り甘酒の保存
手作りの甘酒の消費期限は冷蔵庫で約1週間です。
1週間分冷蔵庫に入れ、使いきれない分は
ジップロックなど保存袋に入れて冷凍できます。
1回分ずつパキパキ割って使えるので便利です。
甘酒の食べ方(飲み方)
そのまま飲むよりも
牛乳や豆乳に混ぜて飲みます。
これだけでもすごく美味しいです。
他にもヨーグルトと合わせて食べたり。
生姜やゆずなど体調に合わせて
組み合わせると身体も喜ぶと思います。
甘酒の活用
飲むだけでは勿体ない!と思ってきてしまう甘酒の魅力。
自然な甘さがあり栄養豊富ですし、
お砂糖の代わりにお料理にも使えます。
お肉やお魚に甘酒と味噌を合わせたものを
しばらくつけておいてそのまま焼いても
すごく美味しいです。
ケーキに砂糖を減らしたりまたは代わりに使ったり。
お料理の幅も広がりうれしいものです。
気になる甘酒のカロリー
飲む点滴を言われるほど栄養価が高い甘酒ですが
だからこそ気になるのがそのカロリー。
甘酒100gあたり81kcalほどです。
糖質量は100gあたり17.9g。
他の飲み物に比べると確かに少し高めです。
ですが、お茶の代わりにごくごく飲むものではなく
1日に80~100gほどにして摂ると
ダイエットが気になる人も特に気にするほどではないと思います。
健康にはもちろん美容にも効果的な甘酒なので
量さえ守れば毎日摂りたいものです。
甘酒を飲むようになってから太ったというお話も
聞いたことがありますが、
私の場合、そんなことは全然ありません。
むしろ体調もお肌の調子も良いので
常備して毎日摂っています。
朝と晩のこともありますし、
夜だけの日もあります。
甘酒はどのタイミングで摂ったらいいの?
美容の為に夜、寝る前に飲むという人も多いようです。
麹菌に含まれるビオチンが肌荒れや
くすみなどにもとても効果的です。
また、手作りの甘酒には麹菌の酵素も含まれるので
抗酸化作用もあって、老化防止にも役立ちます。
ダイエットが気になる人は朝。
甘酒は、効率よく栄養を吸収し、
エネルギーに変換してくれるので
活力源となります。
また、風邪気味の時に甘酒を飲むと良いと言いますが
ほかにも夏バテの時などもおすすめです。
栄養価が高いので、置き換えダイエットにすることも。
1食の食事を抜くのはストレスにもなりますし
なによりお腹が空いて耐えられない!
栄養は摂りながらダイエットする方が
美しいダイエットにつながります。
栄養素が豊富な甘酒を摂ることで
脳の満腹中枢も刺激されます。
健康のためにはもちろん、美容にも効果的な甘酒を
生活の一部に取り入れてみませんか?