黒米の効能と炊き方

いきなりですが、お米食べてますか?
ご飯=太るというイメージや
炭水化物抜きダイエットもあるように
体重を気にして、ご飯を食べなかったり、控える人も少なくないように思います。

体重が気になる

確かに、ご飯(お米)などの炭水化物を抜くと体重は減ります。
ただ、おなかがすく、食べたいのに食べない選択をするのは正直つらいです。
食事制限だけでダイエットするとリバウンドも気をつけなきゃ!
それよりも、食べながらダイエット出来たらいいなと思います。
食べ過ぎは禁物ですけどね。

黒米にふくまれる栄養


炭水化物は体内で吸収され、エネルギー源の糖質に変化します。
そして、余分なエネルギーのほとんどが脂肪として体の中に蓄えられます。
炭水化物を体内できちんと消化・吸収し、代謝されてエネルギーに変えるには、
酵素やミネラル(特にマグネシウム)、ビタミン(特にビタミンB群)などが必要です。
白米や白いパンにはこれらの栄養素が足りないので
それだけでは代謝しにくい炭水化物ということになります。
美容とダイエットには

健康やダイエットを考えるなら
白米に雑穀米を入れてたり玄米ご飯を食べると
白米だけのご飯よりも代謝がアップするのでおすすめ。
何より、健康に良いです。
そして、おすすめなのが黒米(くろまい・くろこめ)です。
モチ科で白米に混ぜて炊くと
黒米の赤紫のような色素が溶け出し
赤飯のような色になり、
食感はもちもちしていて
ほんとに美味しいんです。
黒米

黒米に含まれる栄養素(成分)

カルシウム 鉄分 亜鉛 銅 モリブデン 必須アミノ酸8種 アミノ酸17種、
ビタミンA,B1,B2,C,D,E  蛋白質 マンガン等
天然色素のアントシアニン
など

白米と比較してみると黒米は白米に比べてカロリーが10kcal低く、
ビタミンB1は約5倍、たんぱく質は約1.5倍、
ビタミンB2は約4倍多く含まれています。

そのほかにも食物繊維は約6倍、カルシウムは約2倍、
ナイアシンは約9倍もあります。
主食でも栄養が摂れるって最高じゃないですか?

黒米の効能はこんなにも

黒米は、中国では薬膳の基本の材料の一つだそうです。
赤米と同じく古代米の代表格です。

黒米の主な効能

 

  • 胃、消化系統の栄養補強
  • 内臓強化
  • 造血、血行良化
  • 動脈硬化の改善
  • 肥満や糖尿病予防
  • 滋養強壮
  • 精力増強
  • 美肌
  • 便秘の改善
  • 冷え症の改善

アントシアニンやビタミンEが含まれ、白米や赤米に比べて抗酸化機能が高いです。
黒米には血管の老化を防ぐ効果があることもわかっています。
血管を保護して、動脈硬化・発ガンの予防に役立つといわれます。
糖にビタミン(ビタミンB、ビタミンEなど)、リン・カルシウムなどのミネラルを含み、
摂取することで虚弱体質の改善など滋養強壮作用に効果的で胃腸を丈夫にします。
ポリフェノールの一種であるアントシアニンは、視力増強や肝機能の強化の作用があります。
また、肌を滑らかにし、髪を黒く、老化防止に良いと言われています。

黒米の炊き方

黒米を白米に混ぜて炊く

黒米は白米に1割弱を混ぜて圧力釜で炊く方法と、
普通に炊飯器で炊く方法があります。
どちらでも炊けるので、お好きな方法で。
ポイントは
黒米のアントシアニンを流してしまわないように
黒米は洗わないこと。
さっと水を流す程度でOKです。
白米のようにとがないこと。
くれぐれも白米と一緒にとがないでくださいね。
せっかくの大切な栄養成分を逃がしてしまいます。
といだ白米と一緒に炊飯器などにいれて60分程度水に浸してください。
焼きムラを防ぐため、お米をならし、できるだけ平らにしてからスイッチを入れます。
炊飯・蒸らしをを忘れずに。
蒸らしが終わったらしゃもじで空気を入れるようにまんべんなくほぐします。

食べるてみると、もちもちで美味しいから
雑穀米がお好きな健康志向な方にはとってもおすすめです。